当社は、時代の変化に柔軟に対応してお客様に最適な提案・サービスを提供し、お客様の生活や事業活動をバックアップしていくために、金融庁が策定した「顧客本位の業務運営に関する原則」を踏まえ、「お客様本位の業務運営に関する方針」を定めます。
【方針1】お客様本位の業務運営に関する方針の策定・公表等
(取組方針)
・当社は、乗合代理店として、お客様本位の業務運営を実現するための明確な方針を策定・公表するとともに、当該方針に関わる取組状況を定期的に公表します。また、当該方針は、よりよい業務運営を実現するために、定期的に見直しします。
(取組内容)
・「お客様本位の業務運営に関する方針」の定着度合いを客観的に評価するために、KPI（評価指標）を設定し、取組状況を定期的に公表します。
【方針2】お客様の最善の利益の追求
(取組方針)
・当社は、保険に関する豊富な知識や経験を生かして、専門的な立場からお客様にとって最善の利益が得られるよう、良質なサービスの提供を公正・誠実に行ってまいります。また、当該方針の沿った業務運営が企業文化として定着するよう努めます。
(取組内容)
・経営理念として、「私たちは仕事への誇りと自覚を持ち、お客さまのため、従業員のため、弊社にかかわるすべての皆さまの幸せを追求していきます」を掲げ、ホームベージ上でも公表し、その実践に努めております。また、社内においては、お客様のご不満・ご意見・ご要望を真摯に受け止め、サービス向上や再発防止に活かせるよう、顧客サポート等管理規程を制定し、対応方法をルール化しています。
【方針3】利益相反の適切な管理
(取組方針)
・当社は、取引におけるお客様との利益相反の可能性について正確に把握し、利益相反の可能性がある場合には、当該利益相反を適正に管理します。
(取組内容)
・社内においては、保険募集標準プロセスを策定し、その内容に則り、お客様の意向把握や重要事項説明等の適切な実施を通じて、利益相反が発生しないように努めます。
・生命保険契約については、申込をいただいた全契約の意向把握シート(契約者の意向把握、比較推奨販売、重要事項説明の記録)を業務管理責任者が点検することにより実態把握に努めます。
<注>当社において、以下に該当する事項はありません
・販売会社が、同一グループに属する別の会社から提供を受けた商品を販売・推奨する場合
・当社内又はグループ内に法人営業部門と運用部門を有しており、当該運用部門が、資産の運用先に法人営業部門が取引関係等を有する企業を選ぶ場合
【方針4】手数料等の明確化
(取組方針)
・当社は、お客様にご負担いただく手数料その他の費用の詳細につき、当該手数料等がどのようなサービスの対価であるのかを含め、お客様にわかりやすくご説明します。
(取組内容)
・市場リスクを有する生命保険契約の販売においては、お客様が負担する手数料等について、保険会社から提供を受けている資料にてご説明します。
【方針5】重要な情報の分かりやすい提供
(取組方針)
・当社は、お客様との情報の非対称性があることを踏まえ、保険商品やサービスに関する重要な情報について、保険会社から提供を受けている商品のパンフレットや重要事項説明書等を用いて、お客様にご理解いただけるよう明確で平易な言葉でご説明し、お客様がご納得の上選択いただけるよう、適切な情報提供を行います。
(取組内容)
・社内においては、保険募集標準プロセスを策定し、その内容に則り、お客様の意向把握や重要事項や推奨理由説明の適切な実施等を通じて、お客様がご納得の上選択いただけるよう、適切な情報提供を行います。
・当社は、損害保険契約の移管受契約※を多数保有しております。契約満期の際に、契約者に電話または対面で直接案内することで、お客様の満足につながるものと考えており、直接コンタクト率100％を目指します。
※移管受契約とは、元々他代理店扱契約であったものが、代理店廃止等の理由で、保険期間の中途で、当社扱となった契約
<注>当社は、複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨を行っておりません
【方針6】お客様にふさわしいサービスの提供
(取組方針)
・当社は、お客様の状況、取引経緯、知識及び取引目的やニーズを的確に把握し、お客様にふさわしい商品の販売・推奨等を行います。
(取組内容)
・社内においては、保険募集標準プロセスを策定し、その内容に則り、お客様の意向把握や重要事項や推奨理由説明の適切な実施等を通じて、お客様にふさわしい商品の販売・推奨等を行います。
・生命保険契約については、申込をいただいた全契約の意向把握シート(契約者の意向把握、比較推奨販売、重要事項説明の記録)を業務管理責任者が点検することにより実態把握に努めます。
<注1>当社は、複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨を行っておりません
【方針7】従業員に対する適切な動議づけの枠組み等
(取組方針)
・当社は、お客様本位の業務運営方針を実践するために、全役職員への継続的な教育研修を通して方針の浸透を図ります。
(取組内容)
・全役職員を対象に、コンプライアンス研修を毎月実施します。課題としては、適正な保険募集に資する知識とあわせて、お客様の最善の利益を追求するための行動、お客様の公正な取扱い、利益相反の適切な管理等を加えていきます。
2021年9月10日制定
2024年3月1改定
アブリス株式会社
代表取締役 安藤 康二